こんにちは。鉛筆一本だけでも、基本的な線画や陰影描写を丁寧に練習すれば、驚くほど画力を高めることができます。まずは線の強弱や方向性を意識しながら輪郭を描き、遠近を大まかに捉えたうえで球体や立方体の陰影を試すと、光の当たり方や立体感が自然に身につきます。毎日一つの対象を描いて観察眼を養う「1日1スケッチ」も有効で、地道な積み重ねが形を把握する速度を上げてくれるでしょう。模写では他者の技術や構図の妙を学び、自分の弱点を発見しやすくなります。描く際は全体を先にざっくり押さえてから細部を詰める順序を意識し、過去作品と比べることで成長を客観的に確認する習慣をつけてください。飽きを感じたら題材やアプローチを変えて刺激を得ることも大切です。シンプルな鉛筆だからこそ培われる基礎力は、油彩やデジタルにも応用でき、表現の幅が格段に広がります。ぜひ気軽に試してみてください。
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