独学で画力を上げるには？毎日できるトレーニング法 | 寺野彬秀

 こんにちは。独学で画力を伸ばすには、とにかく毎日描く習慣を作り観察力を鍛えるのが基本です。例えば朝に身近な物をスケッチし、形や光の当たり方を細かく確認すると、徐々に描く目が養われます。また、短時間で特徴を捉えるクロッキーや、鉛筆だけで陰影を追求するデッサンに取り組めば、立体感や表現の幅が広がるでしょう。ジャンルを限定せず模写や人物、抽象画にも挑戦すると、新しい技術や発想を取り込めます。さらに、SNSなどで他人の視点を得ながら客観的に作品を見直し、苦手分野を把握することも重要です。大切なのは、少しずつでも続けること。挫折しそうになっても筆を握り続ければ、必ず上達を実感できる瞬間が訪れます。独学は孤独になりがちですが、自分の興味に合わせて自由に学習できるのが強みです。毎日の小さな努力を積み重ね、数年後に振り返ったとき、驚くほどの成長を感じられるはずです。あなたなりのスタイルで、少しずつ着実に筆を動かしてみてくださいね。