こんにちは。自分の絵に自信が持てなくなるとき、原因は理想との大きなギャップや他者との比較にあることが多いです。しかし、絵は必ずしも誰もが一斉に「すごい」と思うものだけが価値をもつわけではありません。あなたの絵が「昔住んでいた場所を思い出した」「このタッチが不思議と心に残る」など、ごく一部の人にでも深く刺されば、それは立派に心を動かす力と言えます。技術が拙くても“自分らしさ”や“想い”が滲み出る作品には、人を惹きつける魅力が十分にあります。
また、SNSの反応やプロの評価がすべてではなく、アートに詳しくない方ほど純粋に色や雰囲気を楽しみ、あなたの絵を好いてくれる可能性も高いです。さらに、「共感」を得るだけが正解とは限りません。ある人には“合わない”と感じる絵が、別の人には強く刺さることだってあります。
最終的な支えとなるのは「描くこと自体の楽しさ」です。上手い下手を意識しすぎるより、「やっぱり好きだから続けたい」という原動力が、いつか誰かの心を動かす作品へと導いてくれます。描いているうちに自分の成長を実感すれば、その積み重ねがやがて確かな自信へと繋がるはずです。どうか焦らず、自分のペースで筆を握り続けてくださいね。あなたの絵が、思いがけない場所で誰かの心を温める日がきっと来ます。
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